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外反母趾

本日のお悩み

2020/08/11

今日は外反母趾についてお話します。

外反母趾は、よくヒールや細い靴を履いていた人がなりやすいとか思われがちですが、実際の原因は 足が正しく使えていないことが大きな原因です。

例えば、歩いている靴の中の指を意識して歩いたりしたことがありますか?
靴の中で地面を捕まえるように指を使って歩いていますか?
足の裏の土踏まずの筋肉を使うように努力したことがありますか?
靴の機能にまかせて自分の足指の筋肉を使わずに歩いていると 靴の中で浮指になり、より足指を使うことができにくくなり より外反母趾になりやすくなります。


足の指だけでなく 体重をどこに乗せて立っていますか?
体重を支える足のバランスは良い位置にありますか?
立っているときに小指荷重メインで正しく体重がかかっていなかったりすると、膝から下がだんだんと捻じれてきてバランスが悪くなります。そのようなバランスの崩れが股関節のねじれをもたらします。そのような状態が長く続くと足の本来の動きが崩れ、外反母趾になったり膝に痛みが出たり、股関節や腰に痛みが出たりしやすくなります。

足首を回すとゴリゴリと音が鳴ったりしませんか?
昔にねじった足首が再び痛み出したり足首回りの骨が少しずれていたりしても、外反母趾の原因となります。

人の身体は、不思議なことに全身とつながりを持っています。ひとつの機能が崩れると様々な動きが崩れだし、全身の不調をきたします。
足の指や裏の筋肉を上手に使うことにより、全身の機能を向上させることもあります。

たかが足の指とは思わず、しっかりと意識して使うことがとても大切です。

簡単な運動として、タオルギャザーがあります。
椅子に座り、床にタオルを縦に敷き かかとは床につけたまま母趾を意識して足指全部を使いタオルを捕まえよせてくる運動です。
母趾の爪が圧により白くなるくらいに力を入れて行うとよいです。

このタオルギャザーの運動は、浮指、外反母趾、偏平足 外側荷重、0脚、転倒防止などにも効果があります。
とても簡単な運動ですので ご自宅でお試しください。



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