身体にやさしい鍼と灸
こんな方におすすめ
- ・身体の負担が少ない治療に興味がある
- ・なるべく薬を飲みたくない
- ・冷え症が治らない
- ・整形外科でレントゲンを取っても分からない痛みや違和感がある
- ・慢性的な腰痛や肩こりがある
- ・身体をあたためたい
- ・疲れが取れない
- など
予防・治療
鍼と灸って?
鍼灸(しんきゅう)は東洋医学の一つのジャンルです。中国に起源をもち、日本でも古来より伝統的に受け継がれてきた技術です。
鍼では髪の毛のように細い鍼を人体に無数に存在する経穴(ツボ)へ刺して、皮膚や筋肉を刺激します。灸とは経穴の上に置いた艾(もぐさ)を燃やして刺激を与える方法です。
東洋医学とは
「西洋医学」「東洋医学」という言葉を、皆さまはなんとなく聞いたことがあると思います。ではこれらの違いは何でしょうか。
西洋医学とは
主に投薬治療や外科手術などにより「身体の悪くなった部分を除去する」治療方法です。身体の外から悪い部分へ直接作用するために即効性が高く、国内・国外問わず医療機関では基本的に西洋医学の治療が行われています。
東洋医学とは
西洋医学とは逆に「身体の内側から患部へ働きかける」「身体が悪くなる・病気になる前に予防する」治療方法です。西洋医学に基づいた方法ほどの即効性はありませんが、身体への負担や副作用が少ないことが特徴です。代表的な例をあげると、柔道整復術・鍼灸・漢方などがあります。
それぞれの医学に得意・不得意なことがあるので、身体の症状や生活環境などにあわせた治療を受けることが望ましいです。
当院ではこの「東洋医学」の考え方を大事にしておりますので、身体への負担が気になる方や手術で痛い思いをしたくない方、病院では治らなかったと感じる方はぜひ一度ご相談ください。
全身に作用して根本から改善へ導く技術
鍼や灸というと、肩こりや腰痛などのイメージが強いかもしれません。もちろんそういった症状が得意な技術ではありますが、鍼と灸は神経中・リウマチ・喘息・肝機能障害・生理痛などここへ挙げた以外のさまざま症状に対応することができます。なぜなら人体のツボはあらゆる症状とつながっており、そこへ刺激を与えて活性化を図ることを鍼灸では大事にしているからです。
鍼灸の施術のよいところは「皮膚や筋肉などを刺激することにより、身体全体を整えて元の健康へ導く」というところであり、施術をとおして細胞の動きが活発になり人間の身体が備えている自然治癒力や免疫力を高めるといわれています。