膝関節の痛み　その③｜淀川区のたけ鍼灸・接骨院

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日々

2020/07/09

いつまでも続く長雨で　もうそろそろ晴れてほしいですね。

蒸し暑いし、ジメジメしてうっとうしいです。こんな日が続くと体調を崩しやすいので気を付けましょう。

今日は、昔にケガをしたわけでもなく　最近特にこれといった原因がないのに膝が痛むという方についてお話します。

股関節から太ももにつながり膝関節を通してスネにいき、足首で関節を作り足底で支持するのが下肢ですが、普段何気に歩いたり走ったりしゃがんだりしていますが、すべての骨の位置や筋肉が正しく動くことによって　日常の生活が送れています。

例えば、母趾の巻き爪などの痛みによって体重のかかり方が正しくないまま生活を送り続けると　下肢の荷重位置が変化し膝関節や腰に痛みを生じさせるきっかけになったりすることもあります。

ほかにも、様々のことがちょっとしたきっかけになり痛みを生じさせます。

小指側に体重が乗る外側荷重では、下腿軸(スネの向き)が外側にねじれてしまい　足や膝、股関節に荷重軸のズレをおこさせ痛みが生じます。

足底の筋肉の低下や、足の指を使わずに歩く浮指など足の本来の機能を使わずに生活をしていると、正しい筋肉の使い方を足が忘れてしまい　足首やひざに痛みを生じさせます。また、変な筋肉の使い方をすることにより足首がキュッと締まらずたるんだ足首に見えることもあります。

足関節の細かな足根骨という骨のズレも、腰下肢の痛みを生じさせる原因になります。

それ以外にも意外なとこでは、股関節の動きの低下が肩の痛みを引き起こすこともあります。ホンマかいな？と思うことが身体にはおこります。

からだはつながっているということを、治療していると実感させられます。

いろんなことを意識してご自身の身体を見つめなおしてみると　新たな発見があるかもしれませんね。